ケアマネージャーという私の仕事についてその②「地域包括支援センターとは」🏢

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地域包括支援センターとは

私がケアマネの資格をいただき、最初に実務に就いたところは自治体から委託された機関で高齢者が住み慣れた地域で保健・福祉・日常支援生活支援・介護の相談窓口として設置されている地域包括支援センターでした。

役割としては高齢者への介護の相談窓口を主として介護予防の教室開催や地域の民生委員さんとの連絡会や虐待防止・住まいの問題・権利擁護に付随する諸所の問題を把握し

主任ケアマネ・保健師・社会福祉士・認知症推進員が配置され専門的な視点から地域の高齢者に関わりながら支援していく役割を担うのが地域包括支援センターとなっています。私は「介護予防支援計画書」を作成しモニタリング・訪問・給付管理を行うプランナーとして配属されていました。

高齢者に関わる相談は色々。。

地域包括支援センターは各中学校区の生活圏域の住む高齢者に対する相談や支援を受けるので、役所に相談しても具体的な相談に回される事となると、住所地の圏域にある地域包括支援センターを紹介される事が多いです。(役所もかなりの来所者に一人一人対応は困難なので…😔)

大半は介護認定を受けた方が介護保険サービスを受ける為の相談や介護認定を受ける為の申請等の説明(申請が難しい方は包括が代理申請を行う事もあります。)

そんな中で超高齢化社会の中で多いのが擁護者(家族・親族)による虐待問題。

本人から直接、虐待を伝えに来所するのは僅かで大半はヘルパーやケアマネからの通報的な事情で内容が明らかになるケースが多いです。通報を受けた包括は職員を現場に訪問し事情確認し命に関わる重大な状態の場合は行政と連携し保護も対応します。

老老介護や8050問題(高齢の親が中年の子が何らかの理由で引きこもりとなり、高齢の親が支援している世帯問題)等、超高齢化社会は様々な問題を抱える方が多く点在し最近ではヤングケアラー(定義は様々ですが病気の親を介護したりアルコール・ギャンブル問題を抱える親の問題を抱える子たちの事※沖縄県はギャンブル等での貧困が多い印象があります😔)

列挙した内容の他にも賃貸保証人が不在で家を借りれない等

高齢者を抱える世帯への相談は多肢に渡り解決に向けての労力はかなり重いものです。

地域包括支援センターに求められる事。

あくまでも私見で申しますと地域包括支援センターが求められる事は専門的な職員配置の強みから、チームとして医療・福祉・介護のノンストップな支援を行う事が求められているように感じます。

例えば役所は縦割りな運営の中、相談し解決に至るまで各部署に回される事により相談する高齢者や家族は主訴がうまく伝えられないケースが多いと思います。そこで包括支援センターとしての役割がセンターの一つが連携を可能とする機能が期待できるところにあります。

これからの地域包括支援センターには「連携」が強化されることで存在意義を問われる事となるでしょう。

地域の窓口として…

今後も益々、少子高齢化社会はコロナという脅威もある中で様々な問題を抱える高齢者世帯が増えていく中、どこに相談に行けば良いのかと迷う方も多くなるでしょう😔

あなたの親が介護を要する事となり自身の生活・家庭をも守りながら、どこに相談に行けば良いのかと迷う際は包括支援センターに相談することをお勧めしますします。

現在、ケアマネージャーとして動いている自分も利用者がお住まいの圏域にある包括支援センターとは今後も連携することで、より良い支援となる事を期待しています。

最後に

親や家族・親族が急に要介護者となった際は最寄りの地域包括支援センターを探し

相談に行くことをお勧めします。一人で解決する決意を持つ前に、あなた自身の家庭・生活を守りながら介護という問題に関わってくれる支援者を増やす事が安心に繋がり社会活動を円滑にすると思います。ケアマネをしている中、自分に関わっている方達の生活を安心を提供するケアプランが社会活動を円滑にする一助を担っていると現在の仕事に誇りとやり甲斐を感じています。

次回は「居宅介護支援事業所」を紹介します😊

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