「ウチアタイ」(沖縄の方言で身に覚えがあり恥じる事)多く感じた本でした。
沖縄の書店でランキング10位内に入っている
樋口耕太郎筆の🖌「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」
読む前に正直なところ、沖縄を題材にした本と表紙から当たり前にわかる題名だが
恥ずかしながら「他人事」的に思っていました。
一部の貧困層を題材にしているのだろうか?と手に取り読むと
沖縄振興予算の発端から予算の使い道への効果の有無から、米国基地を有する沖縄県民の感情、感性から繋がる経済の事。県民性で耳が痛くなるような表現もありましたが
目を逸らさず真摯に読まないといけない内容でした。
県内の大手企業が本土に進出出来ない現状
多額な振興予算に頼らざる得ない状況というか
「甘え」
著者は沖縄県民の「自尊心の低さ」を貧困がなくならない理由を第一の課題として取り上げていました。
「ウチアタイ」…。。大いに感じた。
今週末に沖縄県知事選挙を控えている沖縄県。
「良薬口苦し」
あえて苦さを感じながら自分自身、我が子
沖縄県民に読む事を勧めたい一冊でした。
今回の沖縄県知事選挙
沖縄県の命運を左右するかも知れないと大袈裟に感じている県民のひとりとして
未来ある子達に貧困で将来に影を落とさないよう
今回、紹介した「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」を読み終え
祈りながら一票を投じました。
自立し志高く生きたいと思えた良本でした。